特別室

jinakachi

semi suite room

オーシャンビュー 半露天セミスイート
ヂナカチ「jinakachi」

高台に吹き抜ける島の「風」をテーマに、2024年に誕生した、半露天風呂付・一部屋だけの特別な客室。贅沢なテラスを備え、半露天風呂は窓を開けると風が吹き抜けるオープンエアーなしつらえです。

建築家 下川太郎氏が手がけた空間で過ごすのは、島の風土・歴史を見つめながら美しい海空に心を寄せるひととき。自然に身を委ね、人と自然との根源的な在り方を見つめ直す。そんな滞在をお楽しみいただけます。

Concept

コンセプト

― 視点場としての建築 ―

荒々しい大断崖のそそり立つ国賀海岸。牛馬が悠々と暮らすカルデラ地形の山並み。 山は放っておけば森林に覆われて風景として閉じたものになるところ、牛馬を放牧することで傾斜地が多年生植物の草原のままで居続けています。自然の地殻変動によって出来たものと人が介在する景色が相まって独特の壮観を呈しているのです。人間がほんの少しだけ介入することで景色を開き、その価値を可視化する。人がその視点場を与える。

国賀荘ヂナカチは、この視点場としての価値を最大化し、 島の風土・歴史を見つめる場として整える計画です。 横長の景色は日の出から日の入りまで刻一刻と違う情景を魅せ、新しいけれどもどこか懐かしい風合いという塩梅は、国賀荘や土地の古さや歴史と調和します。

Che wind 「jinakachi」

ヂナカチの由来

『ヂナカチ』とは北前船が帆を休める港として隠岐が栄えた時代より伝わるこの地独特の風の名称。国賀荘の位置する浦郷では、 この方向の風が港への入れ風となることから、 長い航海に疲れた船を迎え入れる風として重宝されてきました。港への入れ風が抜ける東南角の部屋をヂナカチと名付け、この風の恵みを建築に取り入れました。 通風用の窓を開けておけば、木々のさざめきや鳥のささやきと共に、爽やかな風が通り抜けます。

bathroom

絶景広がるバスルーム

半露天風呂の開放的なバスルームは、ガラス窓からも絶景が広がります。 広々としたバスタブやレインシャワーを備え、エコフレンドリーなこアメニティと共に贅沢なバスタイムをお楽しみいただけます。

takuhigama's dorozome

焼火窯の泥染

客室を彩るのは、"泥染め"のベッドスローとクッションカバー。島唯一の窯元「焼火窯」が西ノ島の赤土や黄土で布を染め上げ、海水で洗うことで色止めをし制作。「焼火窯」とコラボレーションしたファブリックは、隠岐の地層や海の夕景を思わせる風合いです。職人が一つずつ丁寧に手作業で仕上げました。

local craft

山陰の手仕事

客室内のアイテムは山陰地方の職人の手によるものをセレクト。隠岐を中心に、土地の文化や食、手仕事の記憶に触れることが出来ます。